獅子丸の主治医を変えた。
今までのドクターは獅子丸が生まれたときから診てくれていて、すごーくいいわけではないけれど、すごーく悪いわけでもなく、もしかしたらこんなもんなのかな〜と思っていた。
そう思いつつ、心のどこかで「もっと良い医者がいるんじゃないか、本当にあの医者でいいのか」という気持ちが強くって、チャンスがあれば変えたいとも考えていた。
というのも第一印象からして「このドクターでいいのか?」という思いがあったからだ。
生まれて一週間以内に検診があって、友だちに付き添ってもらった。そのときドクターに「で、どっちがお母さんなの?」と聞かれ(あれ、見ればわかると思っていたあたしは甘かった??)、でもってすごい早口でまくしたてられ、何がなんだかかさっぱりわからなかった。
専門用語なんて英語ではますますわかりません!
ぼくちゃんにも何度か行ってもらったけれど「ドクターを変えたい」と言っていた。
「あのドクター、オレが黒人だからバカにしている」って、おーい、そこかよっ!
白人ドクターでもいい人たくさんいるだろおおおおおお。
と、言いたいけれど、あたしもなーんとなく「どうせこんなこと言ってもわからないだろ」的雰囲気を感じていたのは気のせいじゃないよね?
獅子丸が何度か中耳炎になったけれど、それも定期検診のすぐ後だった。
検診のとき、いつも耳をチェックしてくれるけれど「すんごいキレイ。問題なし」と言っていたのになあ……なんてちょっと不信感。
そのとき、担当医がいなくって、白人の女の先生に診てもらったんだけれどー、すんごいわかりやすい英語で話してくれて(それもゆっくりと)目からうろこ。ぜーんぜん違うじゃん!
あの先生に変えたいいいいい。
といってもアメリカの保険システムだと、保険会社から送られてきた本の中から新しい医者を選ばないといけないし(誰がいいのか判断材料無し)、友だちから紹介してもらっても保険が使えなかったりとかあって、ましてや同じ病院内でドクター変えてもいいのかー、なんか気まずくない? と思ったりして、とにかくなんだかそれだけでぐったりして「ま、いいか。とりあえず獅子丸、健康だし」と、だらだら今まできてしまった。
でも今回、保険も使えることがわかって、変えた。
変えた理由は
ドクターが多少日本語がわかるということ。
やっぱりこれはね〜、大きいです。気持ちが楽になる。だって日本人の気質をわかっているっていうことでしょ?
といってもずっと英語での会話だったんだけれど。
早口でえーって感じでしたが、わかりやすい単語を使っての説明だったし、こっちがわからないと何度も丁寧に言ってくれるし、あたしがまごついてもじっと待っていてくれるし。
そして中国系の先生。
ここも大きいかな。
なんだかんだいっても、アジア系とアングロサクソン系は体格が違うし、文化も食生活も違う。たとえドクターがアメリカ生まれとしても、アジアの雰囲気はわかっているしね。
先日検診をうけてきたけれど、変えて大正解!
実は獅子丸、ここ2週間近く咳がひどかった。
獅子丸が生まれて間もないくらいに、子供用咳止めシロップで事故が何件か発生して、普通に薬局などで手に入らなくなってしまった(でも気休めでほとんど効かないらしい)。
本当はすぐ新しい所に行きたかったんだけれど、9月半ばに前の病院で血液検査をしていて、保険をすぐに切り替えてしまったら、その検査分の料金は自腹。いったい幾らになるのか想像つかず(1000ドルとかだったら払えません!)、10月1日づけ変更にしてもらった。
でも咳がひどくって、最初の頃は咳のせいで寝付けず、咳のせいで戻したりもしていた獅子丸。
うーん、すまんよー。これも皆医療費が高いせいだよー。ぜんそくだったらどうしよーと思ったけれど、血液検査の結果は違うと出ていたので(血液検査でわかるらしいね)それはないと安心はしていたけれど、見ている方が辛かった(本人はもっと辛かっただろう)。
検診を受けた結果は、肺から「がらがらしている感じの音がする」と言われて抗生物質をもらった。
ついでにインフルエンザの予防接種も受けた。
前回といい、今回といい、まったくの予告なしで注射を受けた獅子丸は「もう病院行かない!」と高らかに宣言していたけれど、オカン的にはいいドクターにやっと会えたので、何かあったらすぐ駆けつける予定です、わはは。
あ、ちなみにその病院(というか、クリニック)の受付、日本人なんですな〜。
そこもまた丁寧な対応でほっとします。
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