終わってみれば、なんで『デパーデット』が作品賞なのかが疑問で、どうもしっくりこない終わり方だった。それにどうしてエディー・マーフィーが助演男優賞取れなかったんだろう。
というのも、今回も主演男優賞(フォレスト・ウィッテカー)、助演女優賞(ジェニファー・ハドソン)が黒人俳優が受賞。エディー・マーフィーが助演男優賞を取っていれば、黒人俳優が3人も占めるという快挙だったのに……。
でも、2002年のアカデミーで、デンゼル・ワシントン、ハル・ベリーが受賞するまでは彼らにはチャンスすらなかったのだから、そう考えると時代もこの5年間で随分変わったものだ(2002年のオスカーについては、
堂本かおるさんのこちらをお読みください)。
マーティン・スコセッシに監督賞は、功労賞も含めて的なところがあっただろうけれど、もっと他の作品のほうがよかったんじゃないのかなと思ってしまった。ええ、大きなお世話です、はい。とはいえ、あのプレゼンテーションは面白かった。
ジェニファー・ハドソンの受賞はとてもうれしい。
歌姫ビヨンセを抑えての『VOGUE』の表紙を飾った彼女ジェニファー。黒人女性3人目という快挙(詳しくは、
majipendaさんのこの記事をお読み下さい)。だもんだから、歌姫ビヨンセはすごい嫉妬をしているというウワサが巷で流れたらしいけれど、受賞のとき、うるうる涙していたビヨンセでしたな。ジェニファー・ハドソンも、真っ先に彼女にハグをしに行っていたし(やっぱりビヨンセが怖いのかしらん? なので仁義を尽くしに行ったってか?)。
ところで、そのビヨンセが生で歌っているのを見たことはほとんど無いんだけれど、昨夜のパフォーマンスはエライ気合いが入っていて驚いた。「あたしだって負けへんわ!」と、たまにビヨンセって黒人であることを忘れるけれど、しっかり思い出させてくれたステージでした(笑)。
個人的に司会者エレンはとてもよく、できれば来年とかもやって欲しいと思った次第。
それにしても元副大統領のゴア氏、太ったなあ。
よっぽどストレスがないんでしょうね(笑)。
しかし、ノミネートされた映画を1本も見ていないあたし。いくら育児が大変とはいえ、ちょっと、いやいや、かなり寂しいな。
さて、何から見ましょう。
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