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ヴードゥー大全〜アフロ民俗の世界
ヴードゥーと聞いて、何を思う?

きゃー、黒魔術!
とか、
生け贄!
とか、そういう風に多くの人が思うよね。

実はあたしもそう思っていたうちの一人。
だって、三島由起夫が実際ハイチに行ったときの旅行記だって、そんな内容が書かれていたしさ。

でも、今回紹介する本を読むとそんなことはちっぽけな話であって、「実際は黒人成果の民間伝承や習俗の総体の他ならない。黒人文化の精神的基礎は失われたアフリカの伝統、つまりヴードゥーに根ざしているのだ」(本の帯より)ということらしい。

ヴードゥー大全?アフロ民俗の世界
ヴードゥー大全?アフロ民俗の世界
檀原 照和

あたしがこの本にたどり着くきっかけとなったのは、ブラジルのバイーアに行ったとき。
バイーアはブラジルの中でもアフリカ系の人たちが多く、州都サルバドール・ダ・バイーアに滞在したときに、いわゆるアフロセンティックな宗教があることを教えられた。

その街に住んでいる人たちは、それぞれの守護神を持っていて(面倒な説明をはぶくとオリシャというのだが)、毎日、曜日ごとにオリシャを祝っていた(なので、曜日によって食べられるものが決まっている)。

サルバドールといえばブラジルの中でもアフリカから奴隷が一番多く連れてこられたこともあり、『カポエイラ』も有名で、なんというのか街まるごと「黒い」場所。宗教と人たちが普通に結びついている場所。

なんだか、日本の田舎の地方での「言い伝え」とかを未だに守っている感じだった。
髪の毛に神様が宿っているとか、○○をするとバチが当たるとか、常にオリシャのことを考えている感じっていうんですかね。

すごい「土着的」で面白いなあ、と思って本などを調べ始めても、日本語での文献ってあまりというか、ほとんどない状況。あっても納得いかなかったり。さりとて英語では資料がたくさんあるけれど、えー、英語ですか、てな感じで月日が流れてしまった。

インターネットが普及するようになって、調べたら、この本を書かれているダンバラさんのサイトVOODOO STUDYと出会い、内容の充実差に驚いたものだ。

この本はサイトに書かれていることが主になっているんですが……黒人モノが好きな方には、ぜひ手にとっていただきたい。

黒人と宗教ってきってもきれないものだし、ゴスペルにしたって「どうしてそんなに早くあっちの世界へいっちゃうの?」と、トランスしてしまう人たちが多いのも、それなりに理由があるからだろう。

ちなみにハイチではヴードゥーと呼び、ブラジルではカンドンブレ、そしてキューバではサンテリアと呼ばれているこの黒人宗教。当たり前だけど、プエルトリコやトリニダードなどのカリブ海の島々にも同じようなものが流れているようだ。

やっぱり、黒人の全てのルーツはここ、宗教にあるんだな、と思った。

なんて、偉そうなことを書いていますが、やっと本が届いたばかり。まだ本を読み始めたばかりなんですね。えーっと、自分が体験したことを元に紹介させていただきました。

とはいえ、作者のダンバラさんも序章で書かれているけれど、あたしも何というのか日本の民俗にすごく共通するんじゃないのかなんて思ったりもしている。絶対神じゃなくって、いろんな神さまがいるでしょ、日本にも。
ましてや美大に通っていたあたしは「石にも魂が宿っている」という友だちがいたり、木彫り氏は「埋もれている仏像をただ掘り起こしているだけだ」とか言っていて、外部から見たらヘンだよね。

でも、そういうのって、今も日本に残っている民俗じゃないのかな。

しかし出産前でよかったよ。これで陣痛が始まって入院するに当たっての持って行く本ができました(笑)。

●ミュージックマガジンの批評はコチラから

ちなみに参考までに:
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のイブライム・フェレールのインタビューの中でも、オリシャの話が触れられている。
●キューバを亡命したゲイの作家の自伝的映画『夜になる前に』の中で、ちょこっと「サンテリア」の儀式のようなものが出てくる。




告知です:
出産予定日(8月1日)まで一週間を切っています。カウントダウンだ! でも、遅れる気配がありおりはべりいまそかり。
更新が滞ったら「おや、産まれたかな?」と思ってくださいな。



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コメント
ずっと前にブログに書いた「African Origins of the Major Western Religions」っていう本にもヴードゥーのことが書かれていたよ。現代だとちょっと怪しいイメージがあるけれど、アフリカのスピリチュアリティには欠かせない要素なんだって。この本、おもしろそう!読んだら感想文よろしく!!
| route295 | 2006/07/29 10:09 AM |
@route295さん
あたしゃいつもキミが書いた書評などを読む度に「面白そう!」とよだれを垂らしまくっているのですが(笑)、いかんせん読む速度が遅いので諦めてしまうんだよ〜。
そんなんだから、読みかけの本が山積み……(涙)。とりあえずは日本語でいきますわん。
| liberula | 2006/07/30 1:06 AM |
興味大あり!!です。すごくおもしろそう。私も読みます!!難しくないといいけど。。。
| Hippidy | 2006/07/31 10:24 AM |
@Hippidyさん
難しくはない、と思うよ(笑)。あたしの場合は行ったことがあるというアドバンテージがあるのでわかりやすいというのか……。でもわかりやすい文章で書かれています。ぜひ書店で手にとってみてください。
| liberula | 2006/07/31 12:32 PM |
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