AX SLAVERY in New York | ハーレム通信




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SLAVERY in New York
slaveSLAVERY in New Yorkという展覧会を、自然史博物館の横にある『New-York Historical Society』で観てきた。

この展覧会、去年の10月7日からやっているのです。最初の頃はバスの停留所とかにポスターが貼られていて、ぼくちゃんと観に行きたいね、なんて言っていたんだけれどすっかり忘れいたくらい。たまたままだやっていることを某雑誌で見つけてあわてて行ってきた。


『アメリカの歴史』や『アメリカ黒人史』なるものを、ざらっと簡単に頭の中には入っていたけれど、ニューヨークに黒人奴隷がいたという話は聞いたことがなかった。

日本語で読める文献にも、確か英語で書かれているハーレムの歴史としてもそういったことは書いてなかったように記憶している。

館内でいただいたパンフレットによると、1991年にマンハッタン内でアフリカ人が埋葬されている場所が発見され、それが奴隷にされた人たちのコロニアル(植民地)内だったそうだ。この事実は多くの人に衝撃を与えた。と、かなーりな意訳ではあるけれど、そういうことらしい。

さて、ご存じのようにニューヨークは英国人がオランダ人と戦って勝つまでは、ニューアムステルダムと呼ばれていた。その当時で約800人近い「奴隷」がいたという(ニューヨークになったのは1666年ごろ)。

その後、ご主人さまがオランダ人からイギリス人へと変わり、月日が流れてニューヨークで43%近い奴隷がいたと言う(1700年あたりでしょうね)。
この数の多さというのは、フィラデルフィアの6%、ボストンの4%と比べると遙かに高いことがわかる。
そしてその奴隷のパーセントは、南部の、ノースキャロライナあたりと同じ比率だとも。

一般的に、アメリカ黒人奴隷はディープサウスと呼ばれている、アラバマ州、ミシシッピ州、ジョージア州そしてルイジアナ州が特に多いと言われている。彼らはそこにある『コットンフィールド(綿の土地)』で働いて……というのがよく聞く話。



今回の展覧会は衝撃的で、ものすごく考えさせられてしまう。

ぼくちゃんがたまに「おれたちゃ奴隷だったんだ!」と言うのに対して「でも今は違うでしょ。あれ、今も? どちらに白人のご主人さまが?」なんて言い返してしまうけれど(これはぼくちゃんだから、親しいから言えることであって、他の、親しくない黒人には言えない)、こんなにも、南部に負けないほどの奴隷がニューヨークにいたなんて。

いったいぜんたい、アメリカにはどのくらいの数の奴隷が入ってきたのだろうか?

黒人(アフリカン・アメリカン)をみていると、彼らの中にある恐ろしいほどの「怒り」が、今にも一発触発で爆発するんじゃないかと、ひりひりしているものを感じる。

彼らの中にある、そしてこのブラックコミュニティーを取り巻いているネガティブパワーの根は深い。

ちなみに奴隷が解放されるようになったのは、アメリカが独立記念を発表した翌年、1777年かららしいが、ニューヨークに限っては50年ほど後れ、1820年代から解放が始まったようだ。



土曜日の午後というのも手伝ってか、たくさんの人がいた。
その多くは黒人。
中には一生懸命レポートを書いている生徒もいた。

こういった事実をふまえ、若い世代で今後を考えていって欲しい、なんて考えてしまった。

言うのは簡単。

見応えありました。
2時間も使ったよ。
ちなみに展覧会は3月25日までです。



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| Black History | 11:12 | comments(4) | trackbacks(0) |
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コメント
こんにちは。私は西アフリカのガーナに行った時に奴隷が船に押し込められる前に収容されてたお城に行ったことがあります。ここはよくテレビに出てるハーバードのAfrican American Studyの黒人教授ー名前忘れましたーも取材で行ってました。暗い壕の中に立ったとき言葉を失いました。自分たちの利益のためにここまでひどいことができるなんて人間てなんて愚かなんだろうとつくづく思いました。
アメリカの黒人たちが過去ばっかり振り返ってるって私も含めて他の人種(時に黒人同士でも)は思うときありますよね。
でも、奴隷制度というのはもうやるせないくらいに重い悲しい負の歴史なんですよね。
この国の黒人の憎しみは消えることがないのもわかります。
壕の中で「私の祖先がこんな目にあったら私もずーっと一生憎むわ。」って思ってしまいましたから。
| たこやき | 2006/03/19 12:57 PM |
おひさしぶりです、アキツさん
実は昨夜も書き込みさせていただいたのですが(アメリカンアイドルについて)消えていました・・・クリックしたのですが、おかしいなぁ
この展覧会とても興味があります。ニューヨークという地域に拘ったテーマが惹かれます。
いろいろな本や映画で奴隷に関して見聞きしましたが
ロンドンだとこういう展覧会はないだろうなと思い、興味深いです。
英国だと、ブラックはカリブ(ウェストインディーズ)系とアフリカ系に分かれますが、お互い仲が悪い。カリブ=元奴隷・働きに英国にやってきた・アフリカ系=勉強をしに英国にやってきたという背景があるからかもしれません。
こういう奴隷をふまえた歴史は奥が深いですね。
リンク先いただいていきます・よろしくお願いします。
| ロンドンのYUMです | 2006/03/20 7:18 AM |
@たこやきさん
こんにちは。前に送ってもらったコメント、結果的にブログ削除になってしまったので、すいませんでした。

ところで……やはりそういう場所があるんですね。

今回の展示でも、彼らがどういったものを食べていたのか(ほとんどが腐りかけているものでした)、どういったモノを使っていたのか、より鮮明になっていました。

過去ばかり振り返らずに、とあたしたち(黒人を含めて)いうけれど、やはりそんな簡単な問題じゃないですよね。
アメリカの奴隷制度は最大なものだ、とも書かれていたし。

もし日本人が同じように奴隷にされていたら……どうなんだろう。一生恨んでしまうのかな。考えてしまいます。
| liberula | 2006/03/20 11:24 AM |
@YUMさん
お久しぶりです、お元気ですか?
ロンドンでもこういった展示会やりそうなのに。
いや、機会があったらぜひ見ていただきたいです。

イギリスはまたアメリカと違った黒人の歴史がありそうですよね。ちなみにリバプールが当時は窓口の港だったようです。
| liberula | 2006/03/20 11:28 AM |
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