AX 出産ってやつ<その五> | ハーレム通信




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出産ってやつ<その五>
ーーあらすじーー
やっとこさっとこ陣痛の痛みをやわらげる麻酔をかけてもらえることになった。が、この麻酔が思わぬ展開を呼んだのだった……。
詳しくは、カテゴリーの『妊婦のつぶやき・思い出』で過去4回分をお読みください。

**

ところで麻酔、背骨の間の脊髄(というのだろうか)に打つという。
とっても微妙で、ほとんど失敗はないけれど、間違えると下半身不随になったりと、それなりに問題がある。

なので、麻酔を打つ前に契約書を渡され、麻酔によってなんらかの問題が起きても文句はいいません、みたいなことにサインを書かされる。

冷静に考えたら麻酔によって身体に異変が起きるってとおおおおおおっても怖いことだけど、陣痛の痛みがやわらぐんだから「ぐだぐだ言ってねーで、さっさと麻酔打ちやがれ。サインさせやがれ」感満載だったと伝えて起きましょう。

つーかね、あの痛みのときに冷静になんてなれません。

麻酔が打たれて、なんとなく背中からひんやりとした感覚とともに、だんだんと陣痛の痛みが無くなっていった。

お腹に置かれている獅子丸の心音を測っている機械と、陣痛の波を知らせる機械から、カタカタと、無機質に、リズムよく波を描いている。

安心したあたしに「少し眠りなさい」と、ぼくちゃんのお母さんと同じノースキャロライナ出身の黒人の付き添いの看護婦さんが言った。あたしはその言葉にうなづいて、でも、背中をベッドに当ててはいけなような気がして、左側をしたにして眠る。

うとうとと、どのくらい寝ただろうか。
あたしはある痛みを感じて目を覚ました。

下腹のほうから、ドラムを叩くような痛みを感じる。
陣痛とはまた違う痛みだ。

でも、陣痛以外にありえない。

ベッドの脇のソファーで眠っているぼくちゃんを起こして看護婦を呼んでもらった(ナースコールのボタンが絡まっていてベッドまで届いていなかった)。痛みを感じることを伝えて、麻酔をもう少しきつくかけてくれと頼んだ。
だって、このままだったらぜったいに痛みが大きくなって眠れないと思ったから。



あたしより二ヶ月近く前に子どもを産んだ友だちは、麻酔が切れそうになったら手元にあるボタンを押したら自動的に麻酔が効くシステムだったと言っていた。あたしも「ボタン」を探したけれど、見つからなかった。



麻酔師がやってきて、また麻酔を注入してくれた。
安心して、あたしはまた眠りに堕ちる。

どのくらい時間が経ったのだろうか。多分明け方だっただろう。女医さんが入ってきて、子宮口がどのくらい開いているか調べたいから足を広げてくれと言ってきた。左側をしたにして寝ていたあたしは、背中をベッドに戻して足を広げようとした。

動かない。
右足を動かしているけれど、実際には1ミリたりと動いていない。
感覚が、まったく、ない。

「力を入れているんだけれど、動かない」と女医さんに伝えると、彼女はあたしの右足を動かした。そして手を入れて調べる。

あたしには、まったく感覚が、ない。

麻酔が効きすぎている。

そして、なんだか身体が熱いな、冷房が弱まったのかな、と思っていたあたしに彼女は一言、こう言った。

「あなた、ちょっとばい菌が入ったみたいで熱があるわよ」













WHAT!?








続く




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