AX 旅する力 | ハーレム通信




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旅する力
評価:
沢木 耕太郎
新潮社
¥ 1,680
(2008-11)

 沢木耕太郎の『深夜特急』といえば、バックパッカーのバイブル的存在。
一度読んでしまったら、日常を放りだして「オレも旅に出る! 香港とマカオに行かにゃ男じゃねえ」な気分にさせてくれる、すごい影響力を持った本(獅子丸もそうなってしまって欲しいものだ(笑))。

といいつつ、あたし、ちゃんと読んだことないんだよなー、なぜか。
沢木耕太郎の本も、どちらかというとスポーツドキュメンタリー系しか読んでいる印象ないし。

先日図書館に行ったら『深夜特急ノート 旅する力』という本が置いてあって、借りてきた。


あたしもバックパッカーだったし(今も隙があればやりたいぞ)、実際にいろんな人から「どうして旅をするの?」と訊かれた。
その都度「えーっと、世界史が好きで、その場所を自分の目で見てみたい」とか、とにかく相手が納得するであろう答えを言っていた。

でも、旅に出るのに理由なんているのかな?

村上春樹の旅エッセイ本、『遠い太鼓』 の中で「旅に出たいから出るんであって、明確な理由なんてない」的なことが書いてあった。それを読んだときに「そうだよ、そうだよ」といたく共感したもんだ。

沢木さんなんて「どうしてあのとき、旅に出たですか? それもバスで」とか、そらーもう想像を絶するくらいいろんな人から質問されていることだろう。で、この本に彼なりの「返事」が書かれている。

面白かったのは、バックパッカー的無謀な旅をする適齢期というのがあって、それは26歳が一番いい、ということ(実際沢木さんは26歳のときに旅に出ている)。

その理由については本を手にとって読んで欲しいけれど、若いときにしたかった旅のスタイルを、年齢が上がってやってみると「違う」とも書いていて、それは確かにそうかなと思えた。

今だって、いつでもバックパッカーに戻れるつもりでいるけれど、体力的なことが一番心配。身体と心の差がすごくあるような気がしているから。なんというのか「攻め」の気持ちの持続が難しいような。

あたしがシベリア鉄道に乗って、パリまでたった2ヶ月だったけれど一人で旅をしたのが、あら、26の時だ。って、その後本格的に中南米を放浪してしまったのが29歳から30歳だったけれど。

どちらにしても、二つの旅は無謀だった、と思う。
何も考えなくて、ぽーんと出て行ってしまった。

とくに2ヶ月の旅なんて、パリに友だちがいるというアドバンテージはあったけれど、そこにたどり着く道中、英語おろか、イタリア語、フランス語にドイツ語なーんてさっぱりだし、ロシアでは「スパシーバ(ありがとう)」くらいしか話せなかったん。って、滞在期間中はほとんど鉄道中だったし、モスクワも2日くらいだったからアレでしたが、本当にいろんなことが各国で起きて、よくぞ生きていたなあと、ちと大げさだけど思ってしまう。

言葉ってそんなに必要ないけれど、やっぱり最低限話せないとどこへも進めないよね。

旅の魅力というのは、やっぱりそこでの出会いと、自分がどのくらい「感じる」かってこと。結局は「自分自身」に跳ね返ってくるということじゃないのだろうか。

沢木さんが「きっとあのときはこうだった」とか、一歩引いて「旅」について書いていることが、そして深夜特急の元になった手紙の掲載とか読んでいると「あー、旅に行きたい」という衝動に駆られてしまった。

どうしてあたしは、あの時のように後先も考えずにぽーんと、跳べないんだろう。

ちょっと停滞しているわ、いろんな意味で。


中南米で出会った、その当時、確か日本を出て7年くらいになるという同じ年の男性に「どうしてそんなに長い旅に出ているの?」と訊いたことがある。

「最初は隣町に歩いて行くのが楽しかった。それから自転車に乗って、もうちょっと遠くまで行って、電車に乗って隣の県まで行って……その延長かな、オレが外国にいるの」

1998年の、夏の話。

あれから10年経ったけれど、彼は日本に帰っているのかな。





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